ルタンティール

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プラチナ900アクアマリンリング

 今回おすすめするのは、「プラチナ900アクアマリンリング」です。

4.18カラットのステップカットのアクアマリンの両側に、ハートシェイプのアクアマリン20.41カラットをあしらった、シンプルな中にエレガントさも加わった、とても素敵なリングです。

 3月の誕生石でもあるアクアマリンは、青色のベリル(エメラルドと同じ鉱物)です。名前は、およそ2,000年前にローマ人によって名付けられ、その語源はラテン語で「水」を表すアクアと「海」を表すマリンから来ています。

アクアマリンはその名の通り海の色をした宝石で、海に投げ入れると瞬時に溶け込んでしまうと言われるほどで、そのことから古いヨーロッパの船乗りたちは、アクアマリンを、海の力の宿ったお守りとして大切に持っていました。

海との関連から、アクアマリンは浄化や清めのジェムストーンとされ、心を洗い流し、自己表現を促すと思われました。心を落ち着かせる効果から、瞑想をする人のあいだで人気があり、不安や恐怖心を消し去ると考えられています。

 透き通った海の色の清らかさを表すような、最高に美しいアクアマリンは、上質なジュエリーを求める人々の間で大変人気があります。青色の石の中でも、アクアマリンの落ち着いた色に勝るものはありません。アクアマリンの色は、パステルブルーからライトグリーンまであり、その色合いは、さわやかな海の風を思い起こさせます。

 この何十年もの間、アクアマリンの主な生産地はブラジルでした。有名なマランバイア地方は、世界でも有数の上質なアクアマリンの産地です。しかし最近になり、ナイジェリアやモザンビーク、ザンビア、マダガスカルといったアフリカの国々が、ブラジル産と同じくらい美しいアクアマリンを、ブラジルに匹敵するほどの量で生産しています。

アフリカのモザンビークは1991年から採掘が始まったごく新しい産地です。かつてブラジルのミナス・ジェライス州のサンタマリア鉱山から、色が濃いめの非常に良質のアクアマリンが産出しました。モザンビーク産の物はこれにちなんで「サンタマリアアフリカーナ」と名付けられ、濃いめの高品質のアクアマリンの代名詞になっています。

ポルトガルの植民地であった時代から宝石産出国として知られてきたモザンビークは、主にその高品質のアクアマリンによって、世界の宝石業界での存在感をますます強めています。鉱業の発展において重要な要素となったのは、モザンビーク政府の貧困撲滅政策で、国家レベルで探鉱プロジェクトを行う推進力となっています。

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